カオスフレアのメモ

きっかけは、青臭い同情から。
目の前にいる存在を助けたいと思った。
以前は目をそむけるしか出来なかった自分。
でも今は力がある、それを実行するだけの力が。
勝ち目が無いと判っていながら行われた、ネフィリムに対するフォーリナー達の一方的な宣戦布告。
夢にすがりつく子供(ルビ:フォーリナー)と過酷な現実を知る大人(ルビ:ネフィリム)の短くてとても長い戦いは始まり、ダスクフレアはそれを見て暗く嗤う。

異界戦記カオスフレアぼくらの七日間戦争

夢しか見ていない少年よ、夢を忘れた大人よ。己が志の為に未来を侵略せよ!


PC1:フォーリナー/界渡りの戦士
シナリオパス:佐久間 則行(さくま のりゆき)への信頼
君と同じ界渡りであり、友人でもある則行は突如、ネフィリムに宣戦布告をした。則行はそんな事をする様な気の大きい奴じゃない。マーキュリーこそ持っているがそれを振るうような彼ではない事を、君は知っていた。
そんな則行は君に言った。
「PC1。君にも力を貸して欲しい。僕たちには、一人でも多くの仲間が必要なんだ」
「今すぐとは言わないよ。でも、待っている」そう言い残し彼は君の目の前から去って行った。

PC2:オリジン/剣の聖女
シナリオパス:名も無き妖精への庇護
あなたはうかばれる事の無い、動く死者達を弔う旅を続けている。
その最中、森で妖精に出会った。
か細く耳を澄まさないと聞こえないような声で君に助けを求めてくる。
「仲間を助けて」「黒い服のニンゲンに攫われた、私の同胞を助けて」
また、オリジンの摂理が壊れようとしている。あなたは妖精の願いを叶える為に歩き出した。

PC3:ネフィリム/戦場の毒蛇
シナリオパス:フレドリック・ジャクソンへの疑問
あなたがフレドリック・ジャクソンに呼ばれた理由は至極単純明快だった。「我々ネフィリム・コーポレーションに戦いを挑む」と言ってきたフォーリナーの坊や達にキツいお灸を据えてやれ。そういう事だった。
ジャクソンは言葉を続ける。
「わざわざPC3を呼び出したのは、何を勘違いしたか、彼らは私が持っていたアタッシュケースを強奪したのだ。ただの書類だというのに試験品の兵器と勘違いしたらしい。」
彼がまるで瑣末な出来事の如く余裕ある表情で言っていはいたが、微かに焦りの色が滲んでいた事を君は見逃さなかった。

PC4:アムルタート/龍戦士
シナリオパス:イルルヤンカシュへの忠誠
今回のイルルヤンカシュからの命はいつもと違っていた。
フォーリナー達とネフィリムの戦いを監視せよ。そう、殲滅せよではなく監視せよという事だ。主は何かを感じ取っているようだ。それを疑問に持つ様な無意味な事をあなたが思うはずも無かった。


「ただの書類とはいうがそれでもその書類から我々ネフィリムの機密情報が漏れるのは大変良くない。すぐさま取り返してきてくれ」