カオスフレアのネタ

己の手によって己の世界を失った弧界征服者、ネフィリム
滅亡しかかっているからといって全員が一致してネフィリム社の為に動いているわけではない。人が集まれば悪は少なからず、発生してしまう。

ネフィリムが抱えている癌の一つがある。小さいコロニーを襲い、物資と人々を攫う犯罪者。彼らは自らを「バイアス・グラップラー軍」と称していた。
その「人狩り軍」の一人、賞金首ともなっている奴が突如消えた。
人々は喜んだ。ああ、これでコロニーが滅ぶような事は無くなる、と。

時を同じくしてオリジンに不可解な事件が起きる。突如村が焼き払われ、村人は一人残らず消え去っているのだ。そして、幸運にもその襲撃から逃れた村人が一人。彼は神王国に命からがら辿り着き、エニア3世へ助けを求めた。

襲撃者は、ネフィリムのVIPERと同じような格好をして、襲い掛かってきた。村人は一人残らずVIPERが乗っているような鉄の箱に押し込められ、何処かへ連れ去られる。
その背中に夕闇の様な暗い何かを背負い、彼らはこう名乗っていた。
「われわれは、バイアス・グラップラー軍だ」

村人は息絶える寸前に、その中でも最も暗いものを纏ったグラップラー軍隊長の名前を言う。
「や…奴はこういっていたんだ。『俺様の名前は、テッドブロイラー!貴様等、奴隷として降伏しろ!さもなくば、この俺様が丸焼きにして皆殺しにしてやるわ!』……と」
テッドブロイラーとは一体誰か?ネフィリムの移動手段で訪れていない、奴の正体は一体!?

異界戦記 カオスフレア
『死闘!グラップラー軍四天王現る』

鉄と銃弾と砂漠の果てに何かがある…人よ、未来を侵略せよ!!


PC1
推奨ミームネフィリム
シナリオパス:テッドブロイラーへの憎悪
 VIPERとして任務に就き、オリジンへ来てそろそろこの世界にもなれてきたある日。君はある噂を聞く。オリジンの村を襲い人々を攫うネフィリム人と思しき集団。そしてそのトップの名前を聞いた時、忌まわしい過去を思い出す。そう、君の両親を殺したテッドブロイラー!奴の名前を!!
今の任務をどうこうする、そんな場合じゃない。今こそ復讐を果たす時なのだ。

PC2
推奨ミーム:オリジン
シナリオパス:村人達への誓い
 君がこの辺境の村に訪れるのも、数度目だ。大分仲良くなった村人達の顔が思い浮かぶ。自然と顔がほころぶが、同時に不安もあった。オリジンを騒がすネフィリムの集団と思われるバイアス・グラップラーと名乗る賊達。これまで訪れた別の村もいくつか襲われて、滅んでいる。
そして君の不安は的中した。目の前に広がる焼け跡。人一人として居ないその村の跡を見て、君は義憤を覚え、そして誓う。生き残った村人達を助けると。

PC3
推奨ミームフォーリナー
シナリオパス:エニア3世への友情
 全身に酷い怪我をしながら、エニア3世に助けを求める村人。己の村に住む人々を助けて欲しいと、命の限りを尽くしてこの神王国までやって来た彼を看取り、エニア3世は君に向かい言った。
ネフィリムからそのような犯罪者がこの世界に訪れたという警告はまだ私の元に訪れていません…もしかしたら、ダスクフレアかもしれない。お願いします。力を貸してもらえないでしょうか?」
目の前で息絶えた村人を見て、君は震える。それが恐怖か、義憤か。それは判らなかったが、何かをしなくてはいけない。君の心にあるフレアはテッドブロイラーの名前に激しく燃え上がるのだった。

PC4
推奨ミームアムルタート
シナリオパス:イルルヤンカシュへの忠誠
 君の主、アムルタートの長であるイルルヤンカシュは不機嫌だった。それも全ては目の前にあるこの塊が原因だ。
イルルヤンカシュは君に言う。これはアムルタートの恥と。そして宣戦布告に等しいと。
この恥をそそぐ為には、その敵の命をもって他ならないと。
冥龍皇の言うその言葉は君の思いと同じだった。今すぐにでも狩らねばなるまい。


「見ろ、PC4。これが何かわかるか?…そう、アムルタートの戦士だった物じゃ」
「見事なまでに、炭にされておる。何たる無様じゃ?」
「しかも、こやつは火龍族だったそうじゃ。それが芯まで炎に塗れ、炭の塊となっておる」
「これは、わらわ達アムルタートへの宣戦布告と取ってもよい。そう思わぬか?」
「…言いたい事はもう判っておろう?わらわは愚かな愚図は好かん。