N◎VAっぽい何か。

局長のトコのアレを寝言っぽく改竄パワー発動。嘘です、ただのシナリオ書きの練習。でも寝言なのは変わらず。出来るだけそのまま使うように心がけつつニキニキ。
あくまで練習で書いているのでスタイルのアレコレとか考えず、しかも内容全てそのまま出しちゃうYO!
記入方法は教科書(ルビ:GF誌のシナリオ書式)に則り、書くようにします。


【アクトトレーラー】

穢れた街に舞い降りた、アイツは一枚羽根のエンジェル。

天使になるには不完全すぎて、
でも、人間になるには無垢すぎて、

空も飛べない、
人にもなれない、

アイツはできそこないの天使。


それでもいつか、天に還れる日を夢見て、
翼を畳んで忘れられた歌を歌う、

哀れなアイツは瀕死のエンジェル。


トーキョーN◎VA THE DETONATION
“一枚羽根の天使”

〜飛べない天使が、今宵、貴方の元に舞い降りる〜

『マネキン』:千早雅之から依頼を受ける事になる
『カブキ』:ミカルを匿う事になる
『カタナ』:アヤカシを倒す事を心に誓う
『カブト』:エグゼクから警備依頼を受ける事になる



PC1:推奨スタイル/カブキ シナリオコネ:千早雅之/推奨スート:感情

 ウェットシティにある、高級ホテルの一室。キミはシャワーを浴びる千早雅之が出てくるのを待っている。
 いつからこのような関係になったのだろうか。DAKから流れるニュースにシャワーの音がノイズのように混じる、それをなんとなしに聞いていた。ノイズ交じりのニュースには、巷を騒がす『異常現象』をこれ見よがしに伝えている。キミにはあまりに関係のない話ではあったが。
 シャワーから出た千早雅之はキミに近づくと、より近しい物にしか頼めない、キミにそんな内容の依頼を出してきた。
 そんな関係である、キミがその依頼を断る訳がなかった。

オープニング1
●マネキン:雨に濡れる街
 登場:他のキャストは不可
◆解説
 千早雅之から依頼を受けるシーン。
 『マネキン』と雅之はかなり親密な関係にある。そこでの依頼となる。
◆描写
 ウェットシティにある、高級ホテルの一室。君はベッドに腰掛け、DAKから流れるニュース、
そしてそこに時折ノイズのように混じるシャワーの音を、なんとなしに聞いていた。
 こんな関係に、こんな風に会う様になったのはいつからだろう。その記憶は靄のようにかすんでいる。
キミが記憶を思い起こす作業とは無関係なように、DAKのモニタはこの所N◎VAを騒がせている『異常な事件』について告げている。
関わり合いのない事だと思っていた。その時までは。
「物騒な話だな」
背後の扉が開き、前髪から水を滴らせたその男は、モニタには目もくれず、真っ直ぐに君の元へ進む。その男---
ゴーグルを外し、褌一つの姿となった千早雅之は、君の顎に手を掛けると、こう言った。
「頼まれて欲しい事がある」
◆解説2
 千早雅之は個人的な怨恨とN◎VAの事件に関連がある可能性を説明する。
 その後適宜会話を行い、その調査と解決を依頼してくる。
◆描写2
 シャワーから出た千早雅之は、この所発生している『異常な事件』に『メルトダウン』だった頃の個人的な事件が関わっている可能性がある事をキミに説明する。
 下手なことで嗅ぎ回られるのも面倒だが、その為に会社の後方処理課を使うのも余りに場違い。
 だが自分自身が動くのが何より目立つ。そこでキミの登場だ。
◆セリフ
「ここ最近、このN◎VAを騒がしている事を知っているな?」
「……そう、いまそのDAKが流している事だ」
「どうやら昔、私が関わった事柄と関係があるらしい」
「私自身が動きたいのだが、それでは余りに目立つのでね」
「キミにお願いしたい。どうかこの件を解決してもらえないか?……『PC1』」
◆結末
 その異常な事件というのは市街地で突如、人が変死するというものだった。苦しむわけでもなく、突如その場で倒れて死ぬと言うもの。
 その昔、千早雅之が『メルトダウン』だった頃、『悪魔』と名乗る存在が同じような事を行っていたと、雅之は言う。
 悪魔が存在するはずが無いこの現代において、だ。
 あくまで個人的関係の深い人物にしかこんな世迷言は話せまい。そして……キミは選ばれた訳だ。その個人的関係の深い人物として。
 断る事が出来るだろうか。いや、出きるはずが無い。
『マネキン』が依頼を受ける決意を持ったところで、シーン終了。



PC2:推奨スタイル/カブキ シナリオコネ:ミカル

 最近、何をやっても上手く行かない。
 イカす歌詞は浮かばず、楽器を弾いても全くしっくりこない。
 スランプと言う奴だった。
 気でも紛らわそうと外をうろついている時、ボロを纏った少女と、その少女を追いかける黒服がキミを追い抜いて行った。
 よく判らないが、キミの中にゾクリとするものが駆け巡った。
 あの少女と関わる事で何かが起きる。
 そんな確信めいた直感に従い少女を助ける事にした。

オープニング2
●カブキ:凪と追い風
 登場:他のキャストは不可
◆解説
 『カブキ』がミカルを助けるシーン。
 黒服がミカルを追いかけているが、彼らはエキストラの為『カブキ』の宣言で倒される。
◆描写
 ここ最近、とにかく最悪だった。
 いつもなら曲すら浮かんで来るイカす歌詞はこれっぽちも浮かばず、フレーズを口ずさむだけで痺れそうになるような曲も出てこない。
 酒もドラッグを使っても全てがピンと来ない、キミのリズムが一切止まった−凪−のような状態だ。
 気でも紛れればと裏路地を歩くキミの横をボロを着た人間とそれを追いかける数人の黒服が通り過ぎた。
 その追いかけっこをする奴らは側にある角を曲がり、キミの記憶が正しければ、そこは行き止まりのはずだ。
 その路地から声が聞こえる。
(通信機に対して)「博士、実験体を発見。捕獲しました」
「そんな格好で随分と逃げ回ってくれたが…まあ良い、帰るぞ」
 捕獲されたボロが取れると、中からは片翼のヒルコと思われる少女が現れる。
 少女は気を失っており、両腕をそれぞれ黒服に掴まれ、乱暴に引き摺られる。
◆解説2
 キミが黒服達を倒し少女を懐抱している。
 少女は一瞬意識を取り戻すが、すぐに気絶する。
 適宜会話し、気絶した所で結末へ。
◆描写2
 黒服達はそれなりに出来る奴らだったが、キミは黒服達を倒す事ができた。
 少女を懐抱していると意識を取り戻す。
 少女はキミの顔を弱々しく見ると、かすれる声で懇願してきた。
◆セリフ
「…助けてくださって…ありがとうございます」
「ご迷惑をおかけしたあなたに…頼む事をお許し下さい」
「私の半身を、ジブルを探してください…」
「私には、ここに知っている人は…誰もいません……助けてくださった、あなたしか……ごめんなさい、でもあなたしか…いないのです…」
◆結末
 少女はキミに話しかけると気を失う。
 少女の首にはBIOSのロゴが入ったタグが付けられている。
 そこには《実験体No.12 ミカル》と表記されている。
 キミは何ともいえない高揚感を感じた。
 止まっていたリズムが動き出すような、先程までの凪が終わり、次の風が吹き出す何かを感じた。
 このミカルという少女が運命の風を追い風にしてくれる、そういう予感だ。
『カブキ』が少女の願いを叶える事を決意した所で、シーン終了。


PC3 推奨スタイル:バサラ シナリオコネ:『悪魔』

 キミBH起動捜査課のイヌだ。今回もまた事件を追って重要参考人を追いかけているところ。
 しかし、そんなキミの前に居る存在。それはこれまでに見たことも無いモノだった。
 左の背中から鳥の様な羽を生やし、頭の右側から捻れた角を生やす人とも獣とも違う存在。
 ヒルコか?しかしキミの本能は人が作り出したモノとも違う事を告げている。
 『何か』は重要参考人を殺すとキミへ語りかける。もうこのような事は全て終わると。そして『何か』はキミを嘲り笑うと姿を消す。
 キミのイヌとしての矜持に炎が点る。奴を止めなければ。

オープニング3
●イヌ:そして闇は暗く燃える
登場:他のキャストは不可
◆解説
 『イヌ』が片翼のアヤカシと対峙するシーン
 出会った後、アヤカシは退場する。
◆描写
 ストリートの裏路地、キミが捜査していた事件の参考人物は、その場所で倒れていた。理解できない方法で、君の見ている前で殺された。
 その対象を殺した相手……それは多分、対象を挟んで目の前に居る『何か』だろう。
 『何か』。そういう風にしか説明できない。左背中から鳥の様な羽を生やし、頭の右側から捻れた角を生やすその存在。他に説明するとしたのなら、そう……想像上の生物、たとえば『悪魔』と言うしかない。後から説明したのならば、誰もが笑うか、気でも狂ったのか、そう言うだろう。しかし間違いなく実在する、その『悪魔』。
 キミは目の前で起きている状況を把握する事も出来ず、立ち尽くしていた。そして、目の前にいる『悪魔』はキミに気付くと話しかけてくる。
◆セリフ
「見ていたのか。ま、もうやる事は終わった……ふーん、あんたイヌって奴?」
「じゃ、そこに転がっているのはあんたの好きなようにするがいいさ。ああ、解剖したって死亡原因は出てこないよ。あんたも見てたろ?」
「残念だったな。ハハハッ!惜しい所だったよ。ま、死んじまったんだから何も答えちゃくれないさ。さっさと墓場に突っ込んどきなよ」
「……しっかし、それ(死体)もそうだけど、同族の体を解剖したり改造したり、ホント何考えてんだか。まぁいいさ。もうしばらくしたらそういう事も無くなるよ。俺がやるのだから感謝してくれよ?」
「あーあーあー。あんたに取っちゃ、犯罪者が居なくなっちゃおまんまの食い上げって奴?この際別の職にでも就いたら?いまさらクグツが出来たらって話だけど、さ」
◆結末
『悪魔』は嘲りの表情を浮かべたまま、君を見据えて上のセリフを言うとシーンから退場する。その言葉はキミの職業を、キミのスタイルを小馬鹿にする行為だった。心の奥にある何かに火がつく。それはプライドとも、なんとも言えるかも知れない、何かだった。
イヌが『悪魔』に敵愾心を抱いた所で、シーン終了

PC4 推奨スタイル:カブト シナリオコネ:アルバート・ギャックス

 今回の依頼人アルバート・ギャックスは神経質で嫌味な男だ。キミの仕事に対して一々口を挟んでくる。
 やれ、そこの警備が薄いだの、やれこの時間が無警戒なのはどうなんだ、だの。
 いい加減嫌にもなるが、そこは仕事とこらえる。なぜならば、キミはカブトだから。人を守る事が仕事なのだから。
 だが、アルバートの時折見せる