*[N◎VA]シナリオ案「Shadow Run」

ランクX。それは存在しない人々。
「そこ」に居ながら、どこにも居ない人々。
だから企業は使う。だからヤクザは使う。だから個人は使う
消費資材として。切り捨てやすいモノとして。アシの付かない道具として。
企業がフィクサーを通して彼らを使う。分りやすいビズ。敵対企業への破壊工作。今回のシナリオはヤク中ジャンキー共の暴走だ。オーケー。それならそれで行こう。

それは消費材として使われる、ランクXに住む奴らの物語。そこに住む人々はその仕事をこう呼ぶ……

「Shadow Run」

かくして、運命の扉は開かれる。

各キャストには以下の設定が付く
PC1:ランクXのレッガー
PC2:ランクXの荒事屋
PC3:ランクXのニューロ
PC4:SSS又はBHのイヌ
※PC5:企業とランクXの相田を取り持つフリーのフィクサー


PC1:レッガー
キミはフィクサーには顔役(フェイス)と呼ばれている。名前をお互い知らない方が色々と都合も良い。
そのフィクサーからビズの依頼。ワンデイワーク。製薬会社への破壊工作だそうだ。報酬も悪くない。ただ、チームの奴らが一癖も二癖もある。どう操るか……

PC2:カブトワリ/カタナ/カゲ
キミはフィクサーには剃刀野郎(レイザー)と呼ばれている。名前はお互い知らない方が色々と都合も良い。
そのフィクサーからビズの依頼。ワンデイワーク。フェイスという奴に付いて暴れて来い。何とも分りやすい。
だが、そのお使いのような扱いが気に入らない。どんなビズなのか気になる所だ……

PC3:ニューロ/アラシ
キミはフィクサーには電脳狂(ハッカー)と呼ばれている。名前(以下略)
そのフィクサーからビズの仕事。ワンデイワーク。ある製薬会社のデータを盗んで来いと言う。
しかし軽く調べた所、他にも動いている奴が居る。何やらきな臭いが……

PC4:イヌ
今日もレッドエリアは火薬庫のような状況だ。ヤクザ、マフィア、サイバーサイコ、他にも色々なヤバい奴らがひしめき合い、にらみ合っている。
ある日、キミの元にランクXの住民から密告がある。製薬会社への破壊工作。もし真実ならば、これは止めなければならない。しかし信じて良いものか……

※PC5:クロマク
キミはフィクサーだ。今日もミスター・ジョンソンからビズの依頼。レッドエリアから道具を集めてランにしろと言われる。
敵対会社への破壊工作。何とも分りやすいが、しかしキミの嗅覚には何かそれ以外の意図を感じる。

※PC5は出来る限り使わない。つか対処しきれない。